• 地盤工学会基準(案) JGS


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    • Abstract: 地盤工学会基準(案) JGS0771:0000突固めによる土の締固め試験方法Test method for soil compaction using a rammer序文この規格は,JIS A 1210:1999 の技術的内容の一部を改正した日本工業規格である。JIS Z 8301 規格票

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地盤工学会基準(案) JGS
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突固めによる土の締固め試験方法
Test method for soil compaction using a rammer
序文
この規格は,JIS A 1210:1999 の技術的内容の一部を改正した日本工業規格である。JIS Z 8301 規格票
の様式の改正に基づく表記,用語の変更及び JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるいの改
正に基づく変更などについて改正を行っている。
1 適用範囲
この規格は,37.5 mm ふるいを通過した土の乾燥密度−含水比曲線,最大乾燥密度及び最適含水比を求
めるための,突固めによる土の締固め試験方法について規定する。
2 引用規格および基準
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい
JGS 0101 土質試験のための乱した土の試料調整方法
JGS 0122 電子レンジを用いた土の含水比試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
突固め
ランマーを自由落下させて土を締め固める操作。
3.2
最大乾燥密度
乾燥密度−含水比曲線における乾燥密度の最大値。
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3.3
最適含水比
最大乾燥密度における含水比。
3.4
最大粒径
試料がすべて通過する試験用網ふるいの最小の呼び寸法で表した土の粒径。
4 試験方法の種類及び選択
4.1 試験方法の種類
試験方法の種類は,突固め方法,試料の準備方法及び使用方法によって,次のとおりとする。
a) 突固め方法 突固め方法は,表 1 に示す 5 種類とする。
b) 試料の準備方法及び使用方法 試料の準備方法及び使用方法は,次のとおりとし,その組合せは,表
2 に示す 3 種類とする。
表 1−突固め方法の種類
突固め方法 ランマー質量 モールド内径 突固め層数 1 層 当 た り の 許容最大粒径
の呼び名 kg cm 突固め回数 mm
A 2.5 10 3 25 19
B 2.5 15 3 55 37.5
C 4.5 10 5 25 19
D 4.5 15 5 55 19
E 4.5 15 3 92 37.5
表 2−試料の準備方法及び使用方法の組合せ
組合せの呼び名 試料の準備方法及び使用方法
a 乾燥法で繰返し法
b 乾燥法で非繰返し法
c 湿潤法で非繰返し法
1) 試料の準備方法
1.1) 乾燥法 乾燥法は,試料の全量を最適含水比が得られる含水比まで乾燥し,突固めに当たって加水
して所要の含水比に調整する方法。
1.2) 湿潤法 湿潤法は,自然含水比から乾燥又は加水によって,試料を所要の含水比に調整する方法。
2) 試料の使用方法
2.1) 繰返し法 繰返し法は,同一の試料を含水比を変えて繰返し使用する方法。
2.2) 非繰返し法 非繰返し法は,常に新しい試料を含水比を変えて使用する方法。
4.2 試験方法の選択
試験方法の選択は,次のとおりとする。
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a) 突固め方法 突固め方法は,試験の目的と試料の最大粒径に応じて選択する。
b) 試料の準備方法 試料の準備における含水比調整は,試料を乾燥すると締固め試験結果に影響する土
には湿潤法を,それ以外の土には乾燥法を適用する。
c) 試料の使用方法 突固めによって土粒子が破砕しやすい土,加水後に水となじむのに時間を要する土
には非繰返し法を,それ以外の土には繰返し法を適用する。
5 試験器具
5.1 モールド,カラー,底板及びスペーサーディスク
モールドは,カラーの装着及び底板に緊結できる鋼製円筒形のもので,次の条件を満たすもの(図 1 参
照)。
図 1−モールド,カラー及び底板の例
a) 10cm モールド 10cm モールドは,内径 100±0.4mm,容量:1000±12cm3 のもの。
b) 15cm モールド 15crn モールドは,内径 150±0.6mm,スペーサーディスク挿入時の容量 2209±26cm3
のもの。
なお,内径と容量の条件を満たしている場合は,スペーサーディスクを用いないモールドを使用し
てもよい。
c) スペーサーディスク スペーサーディスクは,直径 148±0.6mm,高さ 50±0.2mm の金属製円盤のも
の。
5.2 ランマー
ランマーは,直径 50±0.12mm で底面が平らな面をもち,次の条件を満たす金属製のもの。ランマーの
ガイドは,棒鋼による形式のもの,又は空気抜きあなを設けたさや状円筒形のもの(図 2 参照)。
a) 2.5kg ランマー 2.5kg ランマーは,質量 2.5±0.01kg,落下高さ 30±0.15cm で自由落下できるもの。
b) 4.5kg ランマー 4.5kg ランマーは,質量 4.5±0.02kg,落下高さ 45±0.25cm で自由落下できるもの。
注記 上記の条件を満たす場合は,自動突固め装置を用いてもよい。
5.3 その他の器具
その他の器具は,次のとおりとする。
a) はかり はかりは,10cm モールドを用いる場合は 5g まではかることができるもの,15crn モールドを
用いる場合は 10g まではかることができるもの。
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図 2−ランマーの例
b) ふるい ふるいは, Z 8801-1 に規定する金属製網ふるいで,
JIS 呼び寸法 19mm 及び 37.5mm のもの。
c) 含水比測定器具 含水比測定器具は,JIS A 1203 に規定するもの。
注記 試料によっては, JGS 0122 によってもよい。
d) 混合器具 混合器具は,試料と水を均一に混合できるもの。混合器具としてミキサーを使用してもよ
い。
e) 直ナイフ 直ナイフは,鋼製で片刃の付いた長さ 25cm 以上のもの。
f) 試料押出し器 試料押出し器は,締め固めた土をモールドから取り出すことのできるもので,ジャッ
キ又はそれに類する装置とする。へら,こてなどで土をモールドから削り出してもよい。
g) ろ紙
6 試料
試料は,次のとおりとする。
a) JGS 0101 に規定する方法によって必要量を分取し,JIS A 1203 に規定する方法によってその含水比
w0(%)を求める。
注記 各種の試験に必要な試料の最少必要量は,表 3 を目安とする。
b) 乾燥法による場合は,試料を空気乾操させた後に十分ときほぐし,又,湿潤法による場合は,試料の
乾燥を行わずに,いずれの場合も許容最大粒径に対するふるいで試料をふるい分け,その通過分を試料とす
る。
注記 1 乾燥法で試料を急いで乾燥させる場合,恒温乾燥炉を用いてもよい。その際に,乾燥温度は
50℃以下とする。
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注記 2 湿潤法において,土が非常に湿っていて許容最大粒径に対応するふるいを通過させることが
できない場合は,粗大粒子を手で取り除く程度でよい。
表 3−準備する試料の最少必要量の目安
組合せの 試料の準備方法及び使 モールドの径 許容最大粒径
試料の最少必要量
呼び名 用方法の組合せ cm mm
10 19 5kg
a 乾燥法で繰返し法 15 19 8kg
15 37.5 15kg
10 19 3kg ずつ必要組数
b 乾燥法で非繰返し法
15 37.5 6kg ずつ必要組数
10 19 3kg ずつ必要組数
c 湿潤法で非繰返し法
15 37.5 6kg ずつ必要組数
c) 乾燥法による場合は,乾燥処理後にふるいを通過した試料の含水比 w1(%)を求める。
d) 試料の含水比を次の方法を用いて調整する。いずれの場合も水となじむのに時間を要する土は,含水
比が変化しないように気密な容器に入れて 12 時間以上静置する。
1) 繰返し法による場合は,第 1 回目の突固めを行う任意の含水比に調整する。
2) 非繰返し法による場合は,予想される最適含水比を挟んで 6 種類∼8 種類の含水比の試料を準備す
る。
7 試験方法
試験方法は,次のとおり行う。
a) モールドと底板との質量 m1 (g)をはかる。
b) 試料をモールドに入れ,所定の突固め方法で締め固める。突固めは,堅固で平らな床の上で行い,突
固め後の各層の厚さがほぼ等しくなるようにする。
又,各層の間の密着をよくするために,突き固めた各層の上面にへらなどで縦横に線を刻む。
なお,15cm モールドの場合は,試料をモールドに入れる前にモールドにスペーサーディスクを入れ,
ろ紙を敷く。
c) 突固め後の試料上面は,モールドの上端からわずかに上になるようにする。ただし,10mm を超えて
はならない。
d) 突固め後,カラーを取り外し,モールド上部の余分な土を直ナイフで注意深く削り取り,平面に仕上
げる。れき(礫)などを取り除いたために表面にできた穴は,粒径の小さな土で埋める。
e) モールドと底板との外部に付いた土をよくふき取り,全体の質量 m2(g)をはかる。
なお,15cm モールドの場合は,この操作の前に底板を外し,モールドからろ紙及びスペーサーディス
クを取り出す。
f) 試料押出し器などを用いて突き固めた試料をモールドから取り出し,含水比 w(%)を求める。含水
比測定用の試料は,測定個数が1個の場合は突き固めた土の中心部から,2 個の場合は上部及び下部
から採取する。
g) 繰返し法及び非繰返し法のいずれの場合も,予想される最適含水比を挟んで 6 種類∼8 種類の含水比
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で b)∼f)の操作を繰り返す。繰返し法によるときは,突固め後の含水比測定用の試料を採取した後の
試料を,突き固める前の最初の状態になるまで細かくときほぐした後,残りの試料と共に所要量の水
を加えて含水比が均一になるように混合する。
8 計算
計算は,次のとおり行う。
a) 突き固めた土の湿潤密度は,次の式によって算出する。
m2 − m1
ρt =
V
ここに, ρt: 土の湿潤密度(g/cm3)
m2: 突固め後の質量(g)
m1: モールドと底板の質量(g)
V: モールドの容量
10 cm モールド V = 1 000 cm3
15 cm モールド V = 2 209 cm3
b) 突き固めた土の乾燥密度は,次の式によって算出する。
ρt
ρd =
w
1+
100
ここに, ρd: 土の乾燥密度(g/cm3)
w: 含水比(%)
c) 乾燥密度を縦軸に,含水比を横軸にとって測定値を記入し,これらを滑らかな曲線で結び,乾燥密度
−含水比曲線とする。この曲線の乾燥密度の最大値を最大乾燥密度ρdmax (g/cm3),それに対応する含
水比を最適含水比 wopt(%)とする。
d) ゼロ空気間げき(隙)状態における含水比 w(%)に対する乾燥密度ρdsat(g/cm3)は,次の式によっ
て算出する。その結果を乾燥密度−含水比曲線に併記し,滑らかな曲線で結んだものをゼロ空気間げ
き(隙)曲線とする。
ρw
ρ dsat =
ρw w
+
ρ s 100
ここに, ρdsat: ゼロ空げき(隙)状態の乾燥密度(g/cm3)
ρw: 水の密度(g/cm3)
ρs: JIS A 1202 によって求めた土粒子の密度(g/cm3)
9 報告
試験結果については,次の事項を報告する。
a) 試験方法 試験方法は,表 1 及び表 2 に示す呼び名を組み合わせて報告する。
例 A-a
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b) 試料分取後の含水比及び乾燥法を用いた場合は,乾燥処理後の含水比。なお,試料分取後の含水比は,
6.a) の w0 をいい,乾燥処理後の含水比は,6 c) の w1 をいう。
c) 乾燥密度−含水比曲線及びゼロ空気間げき(隙)曲線
d) 最大乾燥密度及び最適含水比
e) 本基準と部分的に異なる方法を用いた場合は,その内容
f) その他特記すべき事項
れき(礫)を含む土は,試料調製前の最大粒径を報告することが望ましい。
また,必要に応じて粒度試験結果を添付することが望ましい。


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